シュミレーションの大切さ

 

既存平面図

玄関からのアプローチとトイレ・浴室改修

 

玄関からのアプローチをどうするか

 

スロープの原状復帰を考えると、外部に据え置きで設けるのが良いのではないだろうか

との意見でまとまった

 

玄関框現在70mm入口に20mmの段差トータル90mmの段差

 玄関框のところをを30mm上げて40mmに入口に20mm残りの段差50mm

外部に50mmの高さの踊り場を造り玄関の高さと合わせる

巾は910mm長さ1,200mmでシュミレーション50mmの段差も25mmの二段に分割 最初の段差25mmに

【最初は高さ50mm長さ1,500mmのスロープで検討】

 

工事前

 

巾910mm

長さ1,200

二段、25mmと50mm

 

自力で40mmなら越えれるとのことで検討開始

 

工事前

 

最初スロープの予定だったが、25mmなので難なくクリア

 

工事前

 50mmもいけそうだ次の手を考える

 今日の体調は良い方、悪い方

悪い方ですとの返事良かった

 

調子が良い時に調べても、悪い時に出来ない事が多い

 

さすがに、キャスター上げはきつそう

 

 工事前

 

検討中にひらめき

 

 これでどうだろう

 

ちょっときつそうかな

 

工事前 

 

さらなる次の手を試す

スロープを緩やかに楽々クリア

 

これが出来たら外部の踊り場は要らないのではないだろうかとのことで

次を考える 

 

 

工事前

 結論が出た出巾は200mm

 車椅子の寄りつきにスロープが邪魔にならない

 鍵の開閉も大丈夫、上がり降りもスムーズです

 玄関内部はフラットでないと引き戸の開閉、鍵の施錠が困難なのでフラットにすることに

 シュミレーションの終了

 

工事後

 

いろんな事を試すうちに通路を共有する他の人の迷惑を最小限にすることが出来た

 

スロープが動かない様にする工夫も、床に固定しないで、ドアーの縦枠に切り込んで固定 

 

工事後

 

ドアーの縦枠に切り込む

 

スロープに段があるのは、建具の開閉巾を越えるためのスロープの厚みを収めるため

 

スロープの変形を考慮して国産材の集成材を使ってます

 

 

 

 

工事前

 玄関内部も車椅子が収まります 方向性が出ました

 

 トイレの移乗台の高さ床の仕上げ材、広さ、便器との空・・・

 

浴室はシャワー浴で対応する

 

自立出来ます!細部は再度確認です

 

工事後

 

玄関に車椅子が完全に入ってます

鍵の施錠も大丈夫

 

この後写真に向かって左側壁ににキックプレートを取り付ける

傷が付かない様に

 

工事後

 

内部から外部を見る

 

壁にキックプレート交換できるようにビス止め

 

ビスは最小限に

することで退室するときの現状復帰に備える

 

工事後

 

全体の様子

 

通路から部屋内部までの状態

 

工事後

 

スロープの操作を紐で

 向かって右側の紐は、マグネットでドアー枠に留めるように

 

左側の紐は最初は左側の手摺に結んでいたが

 ドアーの取っ手に固定する事で紐が外部からの操作が楽になった

 

 

工事後

 ドアーをあけた状態溝をふさぐスロープは部屋内に倒れる

 

左右どちらの紐でも溝をふさぐスロープが操作できる

 

入るときと、出るときで利き手の方向が違うので、両方使えるように

 

工事後

 

ドアーの取っ手に付けた紐はドアーについて移動するので出入りの邪魔にならない

 

紐の特性も確認しないと、紐がもつれてしまう

 

右手で、溝をふさぐスロープを操作している

 

工事後

 

 

建具の通る場所のふさぎ用スロープの建具の方は斜めに切って

 蓋をする際に建具を押し開く様にしてる

 

工事後

 

準備出来ました

 

紐に注意しながら行ってらっしゃい

 

自身で外出が出来るようになりました、お出かけです

 

工事後   

 外部からドアーを締める

 ドアー前のスロープと、建具が通るところの隙間をふさぐ

 外出時外部から操作、ドアー取っ手に付けてる紐が近いのでとりやすい

 

手前のスロープ巾が狭いので車椅子の寄り付きがしやすい

 

工事後

 

建具を締める 為にスロープを引き上げるて 内側に倒す、建具が自閉

 

工事後  

トイレのドアーが閉めづらいとのことで 周りを見回したら遊んでる輩を発見握りこぶしも入るし危険性も少ない

 

トイレ・洗面所引き戸、取っ手が小さいのでカーテンのフサを代用、戸を閉めるときに便利